酒と文化変容について(2001年3月号)
宮下酒造株式会社
社長 宮下 附一竜
2月のトピックスでは、「和酒」(日本文化)が「洋酒」(西洋文化)に駆逐されているのではないか、というテーマでお話しましたが、 その背景に日本文化の変容があるのではないかということを今月のテーマとさせていただきます。
宮下酒造株式会社
社長 宮下 附一竜
2月のトピックスでは、「和酒」(日本文化)が「洋酒」(西洋文化)に駆逐されているのではないか、というテーマでお話しましたが、 その背景に日本文化の変容があるのではないかということを今月のテーマとさせていただきます。
宮下酒造株式会社
社長 宮下 附一竜
酒類の消費の大きなトレンドについて、次のような仮説をたててみましたのでご批評ください。
<仮説>明治維新以後、第二次世界大戦を経て、現在にいたる過程は、「和酒」(日本文化)が「洋酒」(西洋文明)に駆逐され続ける過程ではないでしょうか。そこで次のようなグラフを書いてみました。
岡山県酒造組合連合会
会長 宮下 附一竜
21世紀を迎え、みなさまに日頃のご愛顧を深く感謝申し上げ、今年もよろしくお願い申し上げます。
さて、現在酒類業界は未曾有の激動期を迎え、大きな試練の時に遭遇しております。 規制緩和によって競争が激化し、市場の縮小によって「勝ち組」と「負け組」が明確になりつつあります。 このことは、企業間のみならず、地域産業間の競争においても同じことがいえます。
全国地ビール醸造者協議会
会長 宮下 附一竜
地ビールは1994年4月に最低製造数量を2000KLから60KLに引き下げるという規制緩和によって生まれました。 2000年8月末で259場の醸造所が全国にできましたが、現在では新規参入のペースはダウンしています。 この地ビール醸造者130社が集まり、1999年3月に結成したのが、全国地ビール醸造者協議会(JBA)です。 詳しいことは、ホームページ(http://www.beer.gr.jp/)をご覧ください。