トピックス

賢人は歴史に学ぶ(2001年12月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下 附一竜

 今月のトピックスは少し遅れましたが、最近感じていることをお話してみたいと思います。

 賢人は歴史に学び、愚者は経験に学ぶといわれますが、今日の様な混迷した時代においては、一層歴史に学ぶことが大切であるように思えます。


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ビールの種類について(2001年11月)

宮下酒造株式会社 企画研究部

 世界のビールは非常に種類が多く、味、色、香りとバラエティーに富んでいます。 日本でも地ビールができ、いろいろなタイプのビールをみることができるようになりました。

しかし、その種類については体系的にはあまりよく知られていません。 そこで、今回はビールの種類について簡単にまとめてみることにしました。 世界のビールは銘柄数でいえば1万以上もあり、厳密に分類することは不可能ですが、一般的には発酵法、色、産地によって分類されます(表1)。


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夢二と岡山の地酒夢ひじり(2001年11月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下 附一竜

 今月は、岡山に生れた漂泊と抒情の天才画家竹久夢二についてお話させていただきます。 当社は日本三名園の一つである後楽園の近くに位置していますが、その後楽園にかかる蓬莱橋のたもとに夢二郷土美術館(岡山市浜2-1-32、TEL:086-271-1000)があります。 岡山にお越しの際には、ぜひお立ちよりください。 夢二のすばらしい作品をまじかに見ることができます。


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吉備の豊酒(きびのとよざけ)について(2001年10月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下 附一竜

 今月は万葉集に出てくる「吉備の酒」についてお話したいと思います。

 古代吉備国は今の岡山県(備前、美作、備中)と広島県の一部(備後)をあわせた広い地域に形成された勢力で、大和政権に匹敵する力があったと言われています。 稲作の発達していた吉備国の豊酒はそのころより有名であったと思われます。 その証しに、万葉集(巻四 五五四)に丹生女王(にふのおおきみ)が九州の大宰府の長官大伴旅人(おおとものたびと)に贈った次の歌があります。


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「医食同源」について(2001年9月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下 附一竜

 中国では、「医食同源」ということがいわれます。 これは食べることの大切さを教えるもので、「医学と食事は根本的には同じである」という食の哲学です。

 このように大切な食生活を現代の日本人は軽視しているのではないか、という問題提起をされているのが「食の堕落と日本人」の著者小泉武夫先生です。


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JBAと海外交流(2001年8月号)

全国地ビール醸造者協議会
会長 宮下 附一竜

 今般JBA(全国地ビール醸造者協議会)のホームページに、「JBAと海外交流」と題して書かしていただきましたので、 その原稿の要旨を8月のトピックスとしてお話させていただきます。

 まず、日本における地ビールの誕生は、1994年4月の規制緩和によって製造最低数量が2000klから60klに下げられたことに始まります。 しかし、アメリカにおいては、すでにカーター大統領の頃より規制緩和が行われ、日本より10年以上も早く地ビールの動きが始まっていました。


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当社のリエンジニアリングについて(2001年7月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下 附一竜

 デフレ社会の中でお客さまの財布の紐がかたく、消費が停滞していることは皆さまご案内のとおりでありますが、 このような経済環境の中でどのように会社経営を進めていけばよいのか、日々頭を悩ませています。 そうした中、当社では「リエンジニアリング」に取組んでいます。


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「ヴァイツェンビール」のアンケート結果の報告(2001年6月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下 附一竜

 6月になり、ビールのおいしい季節がやってきました。 今月は先月行いました新製品「ヴァイツェンビール」についてのアンケート調査の概略を報告いたします。

 当社では、5月に「ヴァイツェン」を試作いたしました。 「ヴァイツェン」は小麦麦芽を60%、大麦麦芽を40%使用し、上面発酵酵母で発酵させます。 当社では、下面発酵酵母でビールを作ってまいりましたので、上面発酵ははじめての試みでした。


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酒の効用について(2001年4月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下 附一竜

 3月のトピックスでは、日本酒の衰退の原因は、「日本の文化や伝統に支えられてきた日本酒の飲酒習慣が、日本文化の後退とともに消えつつあること」にあるのではないかというテーマでした。今月は、酒の効用について考えてみたいと思います。


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