トピックス

お客様のニーズの変化との競争(2003年12月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜

 最近セブン-イレブン会長の鈴木敏文氏の本「商売の創造」を読みました。そのまえがきの冒頭において、鈴木氏は次のように書かれています。

 「われわれにとっての最大の競争相手は、同業他社・他店ではありません。世の中の変化、お客様のニーズの変化こそが最大の競争相手なのです。この変化への対応力を失ったとき、いかなる過去の強者、覇者といえども破綻は免れません。」


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新酒の誕生(2003年11月)

宮下酒造株式会社 企画研究部

 ついに本年度の新酒が完成しました。 11月4日、5日には荒走り吟醸原酒が、7日には無濾過原酒が、12日はにごり原酒が誕生しました。 どのお酒も酵母を厳選し、じっくりと低温発酵、熟成させたため、香り、味ともに上質なものができたと思います(荒走り、無濾過の玉泡の様子(写真)、盛んに発酵しています)。


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文脈情報の重要性(2003年11月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜

 長期的な不況の中において、低価格訴求によって販売競争に勝とうという競争戦略が浸透していますが、経営資源の乏しい我々中小企業が、大手企業と同じ土俵で体力競争することはあまり得策とは思われません。


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平成15年度の酒造り開始 「テーマは技術の継承と新しい酒造りへの挑戦」(2003年10月)

宮下酒造株式会社 企画研究部

 この9月29日から平成15年度の酒造りを開始しました。 昨年度から弊社は「社員による酒造り」を本格化させ、今年度で2年目になりますが、準備も小畑清酒製造課長のもと着実に進め、順調なスタートを切ることができました。 メンバーも新しい社員が2名加わり、計8名で気持ちを新たにして酒造りを行っております。


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「うまさ発見!まるごと岡山の酒 2003」開会挨拶(2003年10月号)

岡山県酒造組合連合会
会長 宮下附一竜

 本日10月1日は日本酒の日ですが、日本酒の日のイベントとして「うまさ発見!まるごと岡山の酒2003」を開催させていただきましたところ、岡山県産酒を常日頃より応援していただいている皆様方にかくも大勢お集まりいただき、このように盛大に開会できますことをまずもって心よりお礼申し上げます。


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デフレ下での規制緩和は過酷である(2003年9月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜

 いよいよ、9月1日より酒販免許の規制緩和が実施されます。 一部緊急調整地域に指定された地域では、2年間新規の免許は下りませんが、指定割合は30%以下のようですから、酒類業界の全体としては大きく規制緩和の時を迎えたといえると思います。 一方、日本の経済は物価の低下が続くデフレ不況から脱出できていません。 まさに、「デフレ下の規制緩和」を迎えた酒類業界の現状をどのように理解していけばよいのでしょうか。


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高めよう、広めよう岡山の酒(2003年8月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜

 この夏で、「岡山県産酒の再生戦略」を実行に移して、3年目を迎えることになりました。 この2年間に、当初考えられたいろいろな事業を実施してきましたが、3年目を迎えるにあたり、今までの事業を見直し、「選択と集中」によって今後の主な事業の方向性を決めていくことが大切だと考えるようになりました。


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第5回 JBA通常総会 会長挨拶 「新たな飛躍に向けて」(2003年7月号)

全国地ビール醸造者協議会
会長 宮下附一竜

 本日は全国地ビール醸造者協議会(JBA)の第5回通常総会に全国各地よりご出席いただき心よりお礼申し上げます。 JBAも平成11年3月9日に設立され、丸四年を経過し、本総会が第五回目の総会になります。


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構造デフレについて(2003年6月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜

 私は最近、元大蔵省財務官榊原英資氏の著書「構造デフレの世紀」という本を読み大変ショックを受けましたので、本日はそのお話をさせていただきます。

 榊原さんは現在の日本のデフレは構造的なものであり、21世紀はデフレの時代になるであろうと予測しています。 その構造デフレの大きな原因として、「グローバリゼーション」と「第三次産業革命」をあげています。


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こしき倒し(2003年5月)

宮下酒造株式会社 企画研究部

 今日5月15日をもってついに平成14年度の清酒製造の仕込みが終わりました。 平成14年9月30日から始まった酒造りですが、大きなトラブルなく無事終了することができたことは大変喜ばしいことです。

 今年度の酒造りから本格的にスタートした「社員による酒造り」ですが、当社杜氏である中浜昭夫氏(備中杜氏)の指導のもと、 頭(かしら)の三宅民夫氏にサポートしていただき、製造社員6名(清酒製造主任1名、麹係り1名、酒母係り1名、仕込み係り1名、調整係り1名、分析係り1名)が一丸となって酒造りに取り組んだおかげで、 不慣れな点も多々ありましたが、無事に「こしき倒し※」を迎えることができました。


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