「ヴァイツェンビール」のアンケート結果の報告(2001年6月号)
宮下酒造株式会社
社長 宮下 附一竜
6月になり、ビールのおいしい季節がやってきました。 今月は先月行いました新製品「ヴァイツェンビール」についてのアンケート調査の概略を報告いたします。
当社では、5月に「ヴァイツェン」を試作いたしました。 「ヴァイツェン」は小麦麦芽を60%、大麦麦芽を40%使用し、上面発酵酵母で発酵させます。 当社では、下面発酵酵母でビールを作ってまいりましたので、上面発酵ははじめての試みでした。
そこで、試作したビールを日頃お世話になっている流通関係の皆様に飲んでいただき感想をお聞きいたしました。 アンケートにお答えくださいました方は現在のところ、総数84名の方です。 質問の内容と答えは次のようになっています。
1.「ヴァイツェンビール」は最近ドイツのミュンヘンで夏ビールとして大変人気のあるビールですが、 香りと味に独特の特徴があります。当社のヴァイツェンの感想をお書きください。
1.好きなタイプである。・・・・・・・ 28名(33%)
2.好きになれない。・・・・・・・・・ 39名(46%)
3.どちらともいえない。・・・・・・・ 17名(21%)
合計 84名(100%)
2.このビールは無ろ過で、発酵タンクにある状態のままびん詰めしていますので、酵母がまるまる入っています。 酵母はろ過によって取り除くことができます。
1.酵母の含有量はこのままでよい。・・・・・33名(39%)
2.酵母の量をもっと減らしたほうがいい。・・43名(51%)
3.どちらともいえない。・・・・・・・・・・・・・・ 8名(10%)
合計 84名(100%)
以上のような結果になっていますが、その他にもいろいろと具体的なご意見をいただいております。 本当にありがとうございました。 このようなご意見を参考に、もっとおいしい「ヴァイツェンビール」の開発に今後とも取組みたいと考えています。 当社では、たえざる新製品の開発を目標にしています。