新年のご挨拶(2012年1月号)
頌 春
平成二十四壬辰(みずのえたつ)歳の新春を迎え、謹んで皆さまのご清福を衷心よりお祈り申し上げます
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
昨年は三月十一日の東日本大震災と福島原子力発電所の事故、九月の台風による大水害など、自然の猛威に翻弄され、大きな悲しみを体験した年でした。
本年は壬辰(みずのえたつ)歳です。「辰」は、時刻では午前八時頃、方角は東南東を指し、伸びる、活動が盛んになるという意味があり、干支の動物では「竜」があてられるそうです。
さて、新年の抱負についてですが、今年は当社の創業97年目にあたり、100年周年に向けて事業発展の基盤整備に努めたいと考えています。「画竜点晴」ということわざがありますが、私の社長としての最後の仕上げとして事業の完成をめざすための大切な一年間にしたいと思いますので、皆さまのご支援をお願い申し上げます。
本年が皆さまにとってすばらしい年になることを祈念申し上げまして、はなはだ簡単措辞で申し訳ございませんが、新年のご挨拶とさせていただきます。