「日本酒で乾杯推進会議:岡山大会」開会の挨拶(2006年10月号)
岡山県酒造組合
会長 宮下附一竜
本日は、「日本酒で乾杯推進会議:岡山大会」を開催させていただきましたところ、会員の皆様に大勢お集まりいただき、誠にありがとうございます。
日本酒で乾杯推進会議の会員の条件は、一、日本文化を愛すること 一、日本酒を愛すること 一、率先して日本酒で乾杯すること の三条件となっていますが、会員の皆様には日頃より、ご協力を賜り重ねてお礼申し上げます。
現在の岡山県の会員数は約350名となっていますが、一層の拡大にご協力をお願いしたいとおもいます。
ところで、今回の「日本酒で乾杯推進会議:岡山大会」は、日本酒造組合中央会が推し進める日本酒での乾杯運動の初めての地方大会ということになっています。そこで、日本酒造組合中央会の辰馬会長はじめ中央会の方々にもご参加いただいております。
実は、日本酒で乾杯推進会議が岡山で開かれるきっかけは、本日お越しいただいている石井岡山県知事が、昨年の岡山国体の開催された時に、天皇、皇后両陛下にご臨席いただいている役員懇談会の席で、岡山の酒で乾杯をしていただいたことによります。その時、宮城県の酒造組合の会長が出席されていて、とても感動されたということを全国の酒造組合の会長会議において話していただいたため、大きな反響をよびました。
また、本日のパネルディスカッションでコーデネイターを務めていただいた民俗学者の神崎先生は、岡山県井原市美星町のご出身であり、「乾杯の文化研究会」の座長を務めていただいています。そのようなことで、岡山で開かれるようになったのではないかと思います。
石井知事、神崎先生には、日本酒で乾杯の推進にご協力いただいておりますことを厚くお礼申し上げます。
さて、今宵は、秋の夜長を会員の皆様と、岡山の酒と岡山の料理で楽しい一夜を過ごそうということです。どうぞ、リラックスしてお楽しみください。
また、岡山らしさを演出したいということで、備前焼のぐいのみで乾杯をのちほどさせていただきたいと思います。このぐいのみは記念にお持ち帰りください。
本日お集まりいただいた皆様に、もう一度厚くお礼申し上げまして、開会のご挨拶とさせていただきます。