「うまさ発見!まるごと岡山の酒 2003」開会挨拶(2003年10月号)
岡山県酒造組合連合会
会長 宮下附一竜
本日10月1日は日本酒の日ですが、日本酒の日のイベントとして「うまさ発見!まるごと岡山の酒2003」を開催させていただきましたところ、岡山県産酒を常日頃より応援していただいている皆様方にかくも大勢お集まりいただき、このように盛大に開会できますことをまずもって心よりお礼申し上げます。
さて、このイベントも本年で5回目を迎えておりますが、今回は「広めよう、高めよう、岡山の酒」というテーマを掲げさせていただいております。
それは、銘醸地「岡山」の復活を目指す私たちにとって、岡山の酒のブランド力を高めること、そして多くの県民の皆様に岡山の酒のよさをもっと知っていただくことの必要性を痛感しているからです。
そこで、岡山の酒を広めるためには、私たちが精魂を込めて作ったお酒と岡山特産の魚や農産物とを、あわせてPRしていくことが大切になると思います。
今、岡山商工会議所では「さわら料理」をPRされていますが、このさわら料理を一層おいしく召し上がっていただくためには、岡山の地酒と一緒に召し上がっていただくことだと確信しています。今晩はぜひともさわら料理と地酒の相性テストを試みていただきたいと思います。
また、安全で、新鮮な食べ物を確保し、日本の伝統的料理を見直そうという「地産地消」運動が展開されていますが、岡山のお米を使って作られる地酒はまさに地産地消の一つの食品であると思います。今後ともこの地産地消運動にも積極的に参加してまいりたいと思います。
そして、本日は岡山県知事石井正弘様にご来賓としてご参加いただいておりますが、岡山県においても、観光事業に力を入れておられますので、岡山を訪れる観光客の皆様に「岡山の料理と地酒」を楽しんでもらえるように一層のお力添えをお願いしたいと思います。
最後に、本日お忙しい中、ご参加いただきました会場の皆様に改めまして衷心より厚くお礼申し上げます。また、当メルパルク様にも大変お世話様になりありがとうございます。
どうぞ、パッピを着た蔵元の皆さんとお話をしていただき、地酒の知識を深めていただくとともに、楽しい時間をお過ごしいただきたいと思います。
これをもちまして開会のご挨拶とさせていただきます。