「梅酒・早春」の発売のお礼(2002年8月号)
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
7月下旬「梅酒・早春」を新発売することができました。これまでに多くの方にお世話になりやっとのことで発売にこぎつけることができました。皆様に心よりお礼申し上げます。
まず、昨年の春にリキュールの製造免許をいただきまして梅酒を作ってみようと決めました。 そして、6月に梅の実を岡山の梅どころの農家の方から分けていただき当社の焼酎に浸けました。 度々様子を見てきましたが、一年経ったところで十分梅の実のエキスが抽出されたことを確認し、製品化することにいたしました。
また、本年の春、私の長男である晃一が工場長に就任し、その初仕事として梅酒の味の設計を研究させました。 いろいろと試作品を作り研究開発の結果、吟醸酒を加えることで甘さをひかえた上品な味の梅酒を製品化することができたと思います。
次に、ネーミングやデザインの問題ですが、名前につきましてはホームページ上で募集させていただき、多くの方にいろいろな名前を応募していただきました。 応募していただきました方々に厚くお礼申し上げます。その結果「早春」に決まりました。
ラベルのデザインにつきましては、この商品のターゲットをお土産品においていることを考慮し、夢二郷土美術館にご協力をお願いし竹久夢二の代表作「早春」を使わせていただくことにいたしました。
商品の告知については、地元の新聞社である山陽新聞社に商品紹介の記事を載せていただきました。
このように多くの方々のご協力により「梅酒・早春」が生れました。皆さまにおいしいと喜んで飲んでいただくことができればこれにまさる喜びはございません。 ぜひともご感想、ご意見をお聞かせください。今後とも品質の向上のために努力してまいりたいと考えています。よろしくお願い申し上げます。