酒は文化なり(2010年2月号)
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
酒は、大変美味で、飲むこと自体が楽しい嗜好品であるとともに、致酔性のある飲料として、過度の飲酒は健康への悪影響があり、社会とのかかわりにおいてマイナス面も取り上げられる多面性を持つアルコール飲料であるといえます。
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
酒は、大変美味で、飲むこと自体が楽しい嗜好品であるとともに、致酔性のある飲料として、過度の飲酒は健康への悪影響があり、社会とのかかわりにおいてマイナス面も取り上げられる多面性を持つアルコール飲料であるといえます。
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
最近、酒類業界において、M&A(合併・買収)のニュースがたびたび報じられますが、これらの現象は、酒類業界が大きな変動期を迎えていることを表していると思われます。
サッポロビールの買収提案が外資系の投資ファンドからなされ、ビール業界の再編の可能性も高まっています。また、ワイン大手のメルシャンはキリンビールに買収され、アサヒビールはカゴメと提携しています。このように、大手企業はM&Aによって総合化を図り、成長力を強化しようとしています。これらの背景には、人口の減少による需要の先細りや寡占企業による競争の激化があると思います。
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
(1)現状分析
(2)第一次中期計画「岡山県産酒の再生戦略」の検証
(3)第二次計画の骨子(案)
2004年、新年明けましておめでとうございます。
謹んで皆様に新春のご祝詞を申し上げます。
どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
さて、21世紀になりましてもいっこうに日本経済に明るさの見えない今日この頃ですが、私たちの酒類業界におきましても、昨年は大変厳しい一年となりました。特に9月には規制緩和ということで小売酒販免許の自由化が実施され、昨年末より順次許可されており、新規店の参入がだんだんと増えてきています。本年の春までにはほとんど全部の店に免許が下りることになりますから、まさに「大競争時代」を迎えることになると思います。
一方、酒の社会的規制は強化されています。飲酒運転に対する罰則の強化は、酒の消費量に大きなマイナスの影響を与えていると考えられます。これからは、量的拡大を見込む時代ではなく、酒の楽しみ方も大きく変化して行くことが予想されます。
このように私たちの置かれた環境は激変していますが、このような変化の時代においては、「どれだけ多くの量をつくるか」ということよりも「どのようなものをつくるか」という「質の問題」が問われていると考えます。
「何をつくるか」という問いかけに、絶えず新しい解答を用意することことが、企業に求められていると思うのです。すなわち、顧客のニーズにあった、新しい需要を創造することが会社存続のもっとも大切な要件となっているのです。「何をつくるか」ということになれば、「知識」とか「知恵」といった頭脳的働きが一層脚光をあびることになります。
そこで、本年2004年の目標としては、『大いに勉強して「知識」を広め、新しい「知恵」を出し、その実現を図るために、実践、実行していくこと』に決めたいと思います。
ご支援いただいております皆様にも是非ともよいアイデアや提案がございましたら、お教えいただきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
それでは、はなはだ簡単で申し訳ありませんが、これをもちまして年頭のご挨拶とさせていただきます。
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
いよいよ、9月1日より酒販免許の規制緩和が実施されます。 一部緊急調整地域に指定された地域では、2年間新規の免許は下りませんが、指定割合は30%以下のようですから、酒類業界の全体としては大きく規制緩和の時を迎えたといえると思います。 一方、日本の経済は物価の低下が続くデフレ不況から脱出できていません。 まさに、「デフレ下の規制緩和」を迎えた酒類業界の現状をどのように理解していけばよいのでしょうか。
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
新年明けましておめでとうございます。
2002年には格別のお引き立てに預かり厚くお礼申し上げます。
また、2003年も相変わらずご愛顧のほどお願い申し上げます。