酒は悪者か(2010年3月号)
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
先日、ジュネーブに本部のあるWTO(世界保健機関)でアルコールの規制を強化しようという議論が高まっていることが新聞に書かれていました。
飲酒運転や未成年者飲酒の問題、アルコール依存症など健康被害が強調され、酒が悪者であるかのような風潮が高まりつつあるように見えます。
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
先日、ジュネーブに本部のあるWTO(世界保健機関)でアルコールの規制を強化しようという議論が高まっていることが新聞に書かれていました。
飲酒運転や未成年者飲酒の問題、アルコール依存症など健康被害が強調され、酒が悪者であるかのような風潮が高まりつつあるように見えます。
ただの”百薬の長”ではありません-。宮下酒造(岡山市西川原)は、吉備津神社(同市吉備津)の神職に長寿祈願をしてもらった日本酒と焼酎を、敬老の日(十七日)のプレゼント用に発売した。
日本酒、焼酎とも各二千本限定。工場内に設置した神座の前に並べ、山田貫助神職が祈願した。「吉備津神社 長寿祈願」と記した札をつけている。
いずれも酒米・アケボノと旭川の伏流水を使用。日本酒はアルコール度15.5%でやや辛口、焼酎は同25%でまろやかな口当たり。各七百二十ミリリットルで千五十円。
「適量なら食欲増進や血行促進効果が見込める酒に、敬老の日ならではの付加価値を付けるため初めて企画した」と宮下附一竜社長。
岡山市内の酒販店などで販売しているほか、注文も受け付ける。問い合わせは同社(086-272-5594)。