おお岡大

2010年09月27日水曜日 山陽新聞 旬!イモがアツい 付属農場産を使用 焼酎 岡山大の第4弾

旬!イモがアツい

 岡山大(岡山市北区津島中)は、農学部付属農場で栽培したサツマイモを原料にした「本格焼酎 おお岡大」を開発、同大生協などで販売している。

 同大ブランドのアルコールとしては本醸造酒、純米吟醸酒、梅酒に続く第4弾。焼酎に適したサツマイモ「黄金千貫」49%と、国産の米と米こうじ51%をブレンド、宮下酒造(同市中区西川原)が製造した。

 昨年秋に収穫したイモ約3トンを使い、初回は約3千本を出荷。イモの風味と、米焼酎のようなまろやかな口当たりが特長。同大農学部の斉藤邦行教授は「『岡大』の名を冠した商品を通して、大学の活動の情報発信につながえたい」としている。720ミリリットル入りで1575円。岡山県内の百貨店や酒販店でも販売するほか、宮下酒造のホームページからも購入できる。

2010年09月21日火曜日 朝日新聞 「おお岡大」に芋焼酎 第4弾 飲み口すっきり

「おお岡大」に芋焼酎

 岡山大学の農場で収穫したサツマイモを使った本格焼酎「おお岡大」が完成し、同大学生協やコンビニエンスストアのセブンイレブン岡大前店、岡山市内の百貨店などで販売している。

 同大農学部による「おお岡大」ブランド製品は本醸造酒と純米吟醸酒、梅酒があり、焼酎で4品目。焼酎に適したサツマイモ「黄金千貫」を昨年から農場で栽培・収穫。この原料を使って宮下酒造(岡山市中区西川原)が造った。

 ラベルには同大の並木をイメージしたイチョウの葉のイラストがあしらわれていた。

 焼酎造りに使った黄金千貫を栽培した同大学院生、高越友紀さん(22)は「すっきりして飲みやすい。感無量です」と話していた。

 720ミリリットル、1575円。問い合わせは宮下酒造(086・272・5594)

2010年09月21日火曜日 読売新聞 象牙の塔から焼酎 岡大、研究用イモで醸造

象牙の塔から焼酎

 岡山大農学部は研究用に栽培したサツマイモを使って焼酎を造り、販売を始めた。宮下酒造(岡山市)と共同開発している大学ブランドの「おお岡大」シリーズで、日本酒2種と梅酒に続く第4弾。企画に携わった斉藤邦行・農学部教授は「『焼酎はないの?』という声が多かった。これからはセットで紹介したい」と意気込んでいる。

 焼酎に適した品種とされる「黄金千貫」を研究用の畑で栽培し、昨年11月に収穫。一般の米や米こうじを合わせて、4、5月に蒸留し、3か月以上熟成させた。イモと米の割合は49対51で、イモノ香りと米焼酎のまろやかさが味わえるという。

 岡山大のイチョウ並木をイメージしたラベルで、約3000本生産。このイモをテーマに卒業研究を書き上げたという同大大学院自然科学研究科1年、高越友紀さん(22)は「記念になります。飲みやすくておいしいですよ」と薦めていた。

 1本720ミリリットルで1575円。岡山大生協や岡山市内のデパートで販売されるほか、宮下酒造のホームページでも購入できる。

2010年06月08日火曜日 毎日新聞 わがまち 食自慢 地ビール「独歩」岡山市

わがまち 食自慢

 1915年創業の蔵元「宮下酒造」は岡山市中区西川原にあり、清酒「極聖」は地元で親しまれる。その老舗が生んだ地ビールが「独歩」だ。ドイツからブラウマイスターと呼ばれる醸造技師を呼んだ。本場ドイツ仕込みで「独歩」と名付けたが今では岡山産地ビールの「雄」として”ひとり歩き”している。

 口に含むとさわやかな苦みが広がり、コクの深い甘みの余韻が舌に残る。のど越しすっきり、くどさはない。濃い黄金色のビールは、大手メーカーの製品と異なる味わいで通ののどをうならせる。

 酒造りに重要なのは水だ。旭川の伏流水が約100年にわたって宮下酒造の酒に使われた。85年に選定された名水百選の「雄町の冷泉」(同市中区)と源流は同じ。江戸時代に岡山藩主・池田家の御用水として茶の湯に使われてきた名水だ。

 その名水が「独歩」を生んだ。材料にこだわり、ドイツから麦芽やホップ、酵母を輸入する。おいしいビール造りに妥協はない。

 宮下酒造が地ビール造りに乗り出したのは日本酒消費量の低下▽杜氏の高齢化▽ビール製造の規制緩和―といった背景があった。日本酒は冬季に仕込む。しかも当時の腕が不可欠だった。ビールなら、1年を通じて生産できるとの判断も働いた。

 「独歩」は多種多様に広がった。今やビール9種類、発泡酒5種類。主力となったピルスナー・タイプはどんな料理にも合う。

 地ビール人気にかげりが見え始めた05年ごろから変わり種も開発した。カキに合う白ビール(冬季限定)▽ウナギに合う黒ビール(夏季限定)▽岡山名産の桃の天然果汁を加えた甘い香りの発泡酒▽岡山名産マスカットの天然果汁を使用した発泡酒―など工夫をこらした。

 宮下酒造は「ドイツのビールは土地によって味が違う。日本の大手ビールの味は同じ。”独歩”はオリジナルを追及する」と自信をのぞかせる。

 「独歩」は岡山市内のスーパーや居酒屋で販売し、インターネットを通じた通信販売でも購入できる。問い合わせは宮下酒造(086・272・5594)。

2009年05月29日金曜日 山陽新聞 岡山大ブランド酒第3弾 1000本限定 梅酒を発売

岡山大ブランド酒第3弾 1000本限定 梅酒を発売

 岡山大(岡山市北区津島中)は、農学部付属農場で栽培した梅の実を原料にした梅酒「おお岡大 梅酒」の販売を同大生協で始めた。すでに発売している大学ブランドの本醸造酒、純米吟醸酒に続く第三段。

 梅酒は七百二十ミリリットル入りで千二百六十円。農学部付属山陽圏フィールド科学センター岡山農場(同)で二〇〇七、〇八年に収穫した梅の実計約二百五十キロを使い、宮下酒造(同市中区西川原)が千本限定で製造した。

 同社の宮下晃一取締役工場長は「梅のエキスが十分に出ており、まさに梅酒らしい仕上がりになった」と話す。梅酒は六月十一-十六日、東京・渋谷区の高島屋新宿店で開かれる全国の大学ブランドフェアにも出品される。

2009年05月27日水曜日 朝日新聞 オリジナルブランド第3弾 『おお岡大 梅酒』発売

オリジナルブランド第3弾 『おお岡大 梅酒』発売

 岡山大のオリジナルブランド第3弾として「おお岡大 梅酒」が26日、1千本の限定生産で発売された。同大生協やイベント、醸造を手掛ける宮下酒造(岡山市中区西川原、宮下附一竜社長)のホームページで購入できる。

 同大農学部付属山陽圏フィールド科学センター(同市北区津島中1丁目)で収穫されたウメの実約250キロを原料に使用。

 隠し味に同センターで収穫した米で造った純米吟醸酒「おお岡大」を加え、大学らしさを出した。

 白梅や紅梅などさまざまな種類のウメの実を使い、酸味が利き、梅酒らしい梅酒に仕上がった。キレがあり、すっきりとしたのどごしという。アルコール度数は10度。720ミリリットル入りで1260円。

 07年に宮下酒造から提案され、ウメ35キロを使い試験的に造り、昨年6月から本格的に製造を開始。売れ行きがよければ増産し、スーパーでの販売も検討している。

 神埼浩学部長は「これまでは日本酒だけだったが、今回の梅酒で多くの女子学生にものんでもらいたい」と話している。

2008年2月21日木曜日 朝日新聞 大学生らが清酒づくり 宮下酒造で仕込み見学

大学生らが清酒づくり 宮下酒造で仕込み見学

 岡山大の農地で収穫された米だけを使った清酒「おお岡大」の酒づくりに、同大学生17人が挑戦している。初日の15日には、醸造元の宮下酒造(岡山市西川原)で酒造りを見学した学生たちが、仕込みタンクをのぞき込んで香りを確かめたり、米を蒸す様子を撮影したりした。

 「おお岡大」の仕込みは今年で3回目。本醸造酒に加え、昨年からは純米吟醸酒も醸造し、学生や教員らの間で人気も定着してきた。醸造家庭を実地で学べると、農学部が体験学習「『おお岡大』を造ってみ隊」を企画し、学生を募った。

 初日は、宮下晃一工場長から製造工程の説明を受けたあと、工場内を見学。酒米を蒸し、もと仕込みのタンク、酒を搾る装置などを見学した。次回以降は、もとこうじづくりや本仕込みなどを体験する。20歳以上の学生は、しぼりたての新酒も試飲する。

 参加した農学部2回生の西堀未紗さん(20)は「いい思い出にもなるし、勉強にもなる。最後の試飲も楽しみです」と話していた。

2008年2月19日火曜日 OHK 岡山放送 スーパーニュース

米作りから醸造まで
岡山大学ブランドこだわりの酒

 OHK 岡山放送 『スーパーニュース』にて「おお岡大」の酒造り体験プロジェクトの様子が紹介されました。「米作りから醸造まで 岡山大学ブランドこだわりの酒」というタイトルで、岡山大学の学生が実際に麹を造る模様が撮影され、学生のインタビューも放映されました。

米作りから醸造まで 岡山大学ブランドこだわりの酒
米作りから醸造まで 岡山大学ブランドこだわりの酒
米作りから醸造まで 岡山大学ブランドこだわりの酒

2008年2月18日月曜日 山陽新聞 「おお岡大」酒人気 東京・大学ブランドフェア 試飲客「飲みやすい」

「おお岡大」酒人気 東京・大学ブランドフェア 試飲客「飲みやすい」

 全国の大学が開発を手がけた「大学ブランド食品」のフェア(同フェア実行委員会主催)が東京・新宿のデパートで開かれており、岡山大は日本酒「おお岡大」を出品、人気を集めている。二十日まで。

 国公私立の二十四大学がコメ、乳製品、菓子類などさまざまな農水産品と加工品を出店。岡山大は付属農場で収穫した「アケボノ」を使った本醸造と純米吟醸の二種類の「おお岡大」を展示・販売している。

 「おお岡大」は、製造を宮下酒造(岡山市西川原)が行う産学連携で二〇〇六年に生まれた岡山大のブランド。学生歌の歌詞にある「おお岡大」のフレーズから命名した。

 会場では試飲もあり、買い物客は原料米などの説明を聞きながら「フルーティーで飲みやすい」と感想を述べていた。新潟大の日本酒や山梨大のワイン、鹿児島大の焼酎などと味をくらめる辛党もいた。

 岡山大農学部の斉藤邦行教授は「全国にもアピールできるような岡山大のブランドとして定着を図りたい」と話していた。