日本酒 極聖
弊社は1915年(大正4年)、岡山県玉野市で宮下亀蔵が創業し、よい水を求めて1967年(昭和42年)、旭川のほとりの現在地(西川原)へ蔵を移しました。 旭川の伏流水を地下100メートルからくみ上げて仕込み水に使っています。
代表銘柄であった「聖」は、万葉の歌人・大伴旅人が詠んだ和歌「酒の名を聖と負せし古の大き聖の言のよろしさ」から名づけました。 甘口が主流の岡山にあって、辛口を身上とする酒として1974年(昭和49年)から醸してきました。 大吟醸は最高峰という意味で、聖の上に「極」の文字を冠し、「極聖(きわみひじり)」と命名しました。 同1989年(昭和63年度)に全国新酒鑑評会で金賞受賞以来、3年連続金賞を果たし、それ以降も金賞を受賞いたしております。 そして、現在、代表銘柄を「極聖」に移行いたしました。
杜氏は蔵の歴史とともに40年来、技を磨き、「現代の名工」に選ばれた備中杜氏中浜昭夫(元備中杜氏組合連合会会長)の指導を受け、技術を継承した若手杜氏が渾身の力を込めて酒造りを行なっております。 若い力で酒造りに邁進しています。