2009年05月27日水曜日 朝日新聞 オリジナルブランド第3弾 『おお岡大 梅酒』発売
岡山大のオリジナルブランド第3弾として「おお岡大 梅酒」が26日、1千本の限定生産で発売された。同大生協やイベント、醸造を手掛ける宮下酒造(岡山市中区西川原、宮下附一竜社長)のホームページで購入できる。
同大農学部付属山陽圏フィールド科学センター(同市北区津島中1丁目)で収穫されたウメの実約250キロを原料に使用。
隠し味に同センターで収穫した米で造った純米吟醸酒「おお岡大」を加え、大学らしさを出した。
白梅や紅梅などさまざまな種類のウメの実を使い、酸味が利き、梅酒らしい梅酒に仕上がった。キレがあり、すっきりとしたのどごしという。アルコール度数は10度。720ミリリットル入りで1260円。
07年に宮下酒造から提案され、ウメ35キロを使い試験的に造り、昨年6月から本格的に製造を開始。売れ行きがよければ増産し、スーパーでの販売も検討している。
神埼浩学部長は「これまでは日本酒だけだったが、今回の梅酒で多くの女子学生にものんでもらいたい」と話している。