岡山大(岡山市北区津島中)は、農学部付属農場で栽培した梅の実を原料にした梅酒「おお岡大 梅酒」の販売を同大生協で始めた。すでに発売している大学ブランドの本醸造酒、純米吟醸酒に続く第三段。
梅酒は七百二十ミリリットル入りで千二百六十円。農学部付属山陽圏フィールド科学センター岡山農場(同)で二〇〇七、〇八年に収穫した梅の実計約二百五十キロを使い、宮下酒造(同市中区西川原)が千本限定で製造した。
同社の宮下晃一取締役工場長は「梅のエキスが十分に出ており、まさに梅酒らしい仕上がりになった」と話す。梅酒は六月十一-十六日、東京・渋谷区の高島屋新宿店で開かれる全国の大学ブランドフェアにも出品される。