2007年9月7日金曜日 山陽新聞 長寿祈願の酒発売
ただの”百薬の長”ではありません-。宮下酒造(岡山市西川原)は、吉備津神社(同市吉備津)の神職に長寿祈願をしてもらった日本酒と焼酎を、敬老の日(十七日)のプレゼント用に発売した。
日本酒、焼酎とも各二千本限定。工場内に設置した神座の前に並べ、山田貫助神職が祈願した。「吉備津神社 長寿祈願」と記した札をつけている。
いずれも酒米・アケボノと旭川の伏流水を使用。日本酒はアルコール度15.5%でやや辛口、焼酎は同25%でまろやかな口当たり。各七百二十ミリリットルで千五十円。
「適量なら食欲増進や血行促進効果が見込める酒に、敬老の日ならではの付加価値を付けるため初めて企画した」と宮下附一竜社長。
岡山市内の酒販店などで販売しているほか、注文も受け付ける。問い合わせは同社(086-272-5594)。