地ビール 独歩
地ビール 独歩は岡山の穏やかな気候と美味しい水に、麦芽(モルト)、ホップ、ビール酵母などすべてドイツの最高級の原材料を用意し、 ブラウマイスター(醸造技師)であるウォルフガング・ライアール氏の技術指導により醸造された生きたビール酵母の入った下面発酵のビールです。
※ 下面発酵とは、低温性酵母を使い、低い温度で発酵させた長期間熟成させる製造方法です。
▼ 独歩の由来
「独歩」という言葉は、中国宋代の禅僧無門慧開(1183-1260)が編んだ公案集「無門関」の中にでてきます。 すなわち、大道無門(たいどうむもん)、千差路有り(せんしゃみちあり)此の関を透得せば(このかんをとうとくせば)、乾坤に独歩せん(けんこんにどっぽせん)とあります。 意味は、大道(仏道)に入る門は無く、到るところが道なれば、無門の関を透過して、あとは天下の一人旅である、ということです。 このように「独歩」という言葉には禅宗の深い意味があります。小説家の国木田独歩もこの無門関から名前を採ったのではないかと思います。 また、当社ではドイツタイプの地ビールを醸造しており、独はドイツを意味します。